防犯の話題を続けていますが、非常にまとめるのが難しいテーマですね。
もともと、「住まいの水先案内人」というサイトを長くやってますが、防犯をテーマにしたコンテンツは作っていません。なぜだろうと、改めて考えてみると、実は皆さんが防犯に対して感じているのと同じで、
『確証がない!!』んですね。。
建築分野のことは、材料も分かるし、一応の理屈も分かる。だから、こうしなさい・・とセオリーが書かれてあっても、理屈や材料が分かるから、「なるほど・・」と理解出来る。
しかし、防犯だけは、誰でもそうでしょうが、ガラスなど破ったことがない。ドアの鍵など壊したこともない。つまり、実体験が全くありませんから、全て想像でしかない。ペアガラスは20秒程度で壊せるんですよ〜、と言われても、映像を見ても、「フ〜ン。そうなんだ」と何となくあまりビンと来ない。。
こういった想像でしかなく、確証の持てないことが、ついつい防犯というコンテンツを書かなかった理由のような気がしますし、何となく、的を得ているような、得ていないような文章になるのだろうと思っています。
まぁ。言い訳をしても仕方ないので、今しばらく防犯の話題をご辛抱ください。一応、最後まで書いておかないと、何となく、気持ちが悪いですし。。。
■玄関ドアを破る手口 玄関ドアを破る手口はいろいろあります。(正確には、あるそうです・・・ですね。)
・ピッキング・・かぎ穴に特殊な道具を差し込んで開錠する
・カム送り・・・かぎの隙間から針金窓を差し込み開錠する
・かぎ穴壊し・・電動ドリルなどでかぎ穴自体を壊す
・にじり破り・・ドアとドア枠の間にバールなどを差し込んでドアをこじ開ける
・焼き破り・・・鍵のデッドボルト(ロックしたときにドアから枠側に飛び出る部分)自体を焼き切る
■対策はCP部品を使え選べ。 そのため、玄関ドアの対策はツーロックにして、手間をかけさせるというのは基本中の基本の防犯対策ですが、それ以外の対策は右の図の2つに絞られます。
1)シリンダー錠や鍵箱そのものの強化で、上のピッキング、カム送り、鍵穴壊し、焼き破りに対応して、シリンダーや鍵穴そのものを全体として強化している錠と考えればいいでしょう。この対策は、基本的にCP部品マークが入った製品が対応しています。
2)次のこじ破り対策は、これもドア枠内にこじ破りに耐えられるような強い強度の鋼材を入れてドアを補強します。これもCP部品マークが入った製品が対応しています。
つまり、ドアの場合は、窓のように防犯部品を追加するといった対策ではなく、ドアを選定する最初の段階で、防犯部品を使用したドアを選択する、と言うことが大事になってきます。
■防犯の必要な玄関 もっとも、玄関ドアは、そのドアの前で数分以上の立ち作業が必要です。そのため、窓と同じでどのドアでも対策をすればいい・・といったものではないと思います。道路から玄関ドアがよく見えるような場所に玄関ドアが付いていれば、格段の防犯対策も必要ないでしょう。
しかし、道路から玄関ドアが死角になるような場所では、ピッキングはもちろんのこと、にじり破りだって可能ですから、そういう場所の玄関ドアは、多少お金がかかってもCP製品を選んだ方がよいでしょうね。
■電気錠 一つ誤解をしてはいけないのは、電気錠です。電気錠は、いろいろなタイプが出回っていますが、基本的にピッキングとカム送りといった錠そのものに対する破壊には、電気錠は鍵そのものが、どうの表面に無いのですから有効ですが、ドア内部に組み込まれた鍵箱そのものを強引に破壊したり、ドアを強引にこじ開けるにじり破りには有効ではありません。そういったメリット、デメリットもよく調べておく必要があると思います。
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posted by WM.Hori at 11:12|
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