2011年02月15日

トップセールスマン

20社も当たられたこの方。次のように言っていますね。
『後から聞いてみたら当ハウスメーカー1番の売り上げをする営業でした。』

11-0215.gif私も営業職の経験はありませんし、営業のための勉強なんか全くしていませんが、対人関係や仕事に行き詰まったときなど、若い頃にはたまに対人関係や営業職的な本を立ち読みすることもありました。

確かにそう言われてみれば、気力だけでガンガン当たってくる営業マン。目立つ営業マンであまりできの良い営業マンだ・・という人はいないそうですね。

普通の顔をして、普通に仕事をこなし、それほど目立たない。
良くしゃべり、よく目立ち、気がつき、立て板に水の説明・・なんて言うのはトップセールスマンになれないそうです。

逆説的に考えると、

☆他社批判を良くする・・みっともないですが、それしか武器がないのです。

☆うるさくつきまとう・・押しだけで仕事を取ってきました。

☆何かあれば「信用」と言う・・仕事は信頼関係だ、と言葉だけを知っています。信頼関係って言葉で出来るものではないことを知らないお馬鹿さん。

☆契約を急かす・・早くしないと引き留められるだけの自信などありません。

☆値引きをちらつかせる・・値引きでしかセールス手段が無いんです。


トップセールスマンは、そもそもこんな営業手段はあまり使わないかも・・・。


■余談ですが、私は25年ほど前に設計事務所を開設していらい、事務器機はずっとリコー製品を使っています。
事務所も4箇所ほど移転していますので、担当営業も変わるのですが、その中で二番目に担当してくれた営業マンは、今から思うと、たぶんトップセールスマンに近い気質をもった人なのではないかと思っています。
用事が無くても常に一定の頻度で来訪してくれます。
「なにかご用はありませんか」とちょっとだけ事務所で立ち話をするだけなのですが、リコーは事務器機ですから、そうそう注文などありません。それでも定期的に訪れます。
そんな営業活動をしていたのは彼だけですが、一番印象に残っていますし、彼から一番ものを買ったのかもしれません。
それ以降、何人もの担当が変わったリコー営業諸氏ですが、注文があったときと、そのあと少しだけ来るだけです。「用事のあるときは来るが、無ければ来ない」そういう営業マンには愛着も何もわきません。ドライなビジネスとしてのつきあいだけです。
彼を見て、営業マンって、何気ない日々の積み重ねが大事なんだと思いましたね。



思うに、彼をして『良い営業に当たりました』と言わしめた営業マンは、淡々と注文者の求めをこなせるように仕事を続けたのかもしれませんね。

顧客満足度・・よく出てくる言葉ですが、これが実践できているのは、本当に一握りの人たちなのでしょう。

私のところには、途切れなく「私・不満足」のメールが舞い込んでいるのですから。


なお、『変わらぬご愛顧』って、日々コツコツと努力している人が、顧客から自然に交わされる言葉でしょうね。企業が勝手に「変わらぬご愛顧を」なんてしゃしゃり出るものではないでしょう。



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