不動産の取引動向をリサーチしている機関があります。それがレインズというところです。
レインズとは、「全国の不動産業者を網羅的にリアルタイムオンラインで結んだ唯一のネットワークであり、宅地建物取引業法に基づき、国土交通大臣の指定を受けた「指定流通機構」である全国4つの公益法人によって運営されています。
レインズには全国の取引事例が刻々報告されており、指定流通機構は、その豊富な取引事例の蓄積をもとに、市況を把握し理解するための最適な資料を提供しています。」・・・ということです。
そこには、新築、中古、マンション、戸建て、賃貸と言った不動産取引の全ての取引データが集められて加工され、公開されています。
たとえば、下の右図は中古住宅の取引状態です。
赤線の築10〜15年の中古戸建て住宅を見ると、登録物件すなわち売り主が登録した物件の平均価格は4800万円程度。ところが実際に取引されているのは3500万円程度と、売り手と買い手のギャップが読みとれますし、値引き交渉に使えるかも知れませんね。

あるいは下の図では、新規登録が5000件もあるのに、実際の成約物件は1000件を満たない。な〜んだ、桜じゃないが、要は登録とした物件が全て取引されているんじゃないんだ・・というのもよく分かりますね。ある意味では、「この物件を逃せばもうでない・・・」なんて、ウソである場所もあるのでしょう。

いずれにしても、これらの情報は不動産業者が日々チェックしている取引動向ですから、少しデータを眺めて不動産業者に躍らされないように予備知識を得ておくのも良いかも知れませんね。
レインズは、4つの地域レインズごとにそれぞれ統計情報を公開しており、たとえば東日本レインズでは下のような統計も公開しています。不動産の取引状況をウオッチしたい人にはとっておきの情報でしょう。
●月例マーケットウオッチ: 首都圏地域の毎月の成約平均価格等を都県単位で見る速報
●最近の不動産取引動向
●東京圏マンション流通価格指数:東京圏マンションの月次価格指数
●首都圏不動産流通市場の動向: 四半期単位での不動産流通市場の動向
●首都圏不動産流通市場の動向
●築年数から見た首都圏不動産流通市場
●価格別・購入可能住宅平均像
「レインズによる不動産の平均的な取引動向」
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