2008年02月29日

項目分散型・目くらましテクニック

 昨日は、坪単価を安く見せかけるためにも施工床面積というものを作りだし、あたかもその施工床面積で工事費を割れば、坪単価も低く見せかけられる。という涙ぐましいテクニックの一つをご紹介しました。
(こんなものがテクニックというのかどうか疑問ですが、涙ぐましい、という形容詞は当たっているでしょうね)

 今日は、大手ハウスメーカーの方法をまねた項目分散型の目くらましテクニックのご紹介です。

■建築条件付きの場合
 その前に、建物の仕様も本体価格も決まっている建築条件付きの建物の場合を見てみましょう。
 この場合は、概ね次のような会社が多いです。
・本体価格・・・・1,820万円
・追加工事費・・・ 62万円
・諸費用・・・・・ 65万円
・合計・・・・・・1,947万円

この諸費用の中に、「建築確認の費用や水道分担金などが入っている場合が多いですが、せいぜい大項目は3つぐらいです。(注:登記等の諸費用ではなく工事の諸費用)


■項目分散・目くらまし資金計画書テクニック
・本体工事費・・・・・・1,580万円
・外部付帯工事費・・・・ 150万円
・お客様オプション費・・ 250万円
・諸費用・・・・・・・・ 150万円
・合計・・・・・・・・・2,130万円
        

と、4つほどの大項目を並び立て、どちらかというと建物本体価格を低く書き、いかにも、それぞれに費用が必要なのです。それぞれは安いでしょう。といった感じの資金計画書になっています。 これもいろいろなハウスメーカーの見積もり方法を寄せ集めたものなのです。

 ハウスメーカーでも、ローコスト系、あるいはローコストタイプの建物になるほど、建物本体価格が低く設定され、他の項目で費用が加算されるような資金計画書になっています。

 たとえば、タマホームが25.8万円/坪で売り出していますが、いろいろ必要な工事を加味すれば、結局坪5万円前後か、それ以上になるのと同じです。

 でも分譲住宅を考えてみれば、分譲住宅の価格表示に、本体価格○○、付帯工事○○なんて表示などありません。
 あくまでも建物価格○○とシンプルです。

 次にシンプルなのが、オブションをつけない建築条件付きの建物です。建てる坪数が決まれば、後は基本坪単価が決まっている場合がほとんどですが、それをかけて、建物価格○○と、あとはせいぜい建築申請などの諸費用数十万円までです。


■簡単な水増しテクニック。
 実は見積書も同様に、項目を多くするほど価格を上げやすいのです。

 私が昔工事をしていた頃に使っていた、そして、今でも誰でも使っているテクニック。

それは、

・フローリング貼り・・・1式 200,000円

よりも

・フローリング材料費  1式  87,300円
・同上手間代      1式 121,000円


さらには、

・フローリング材料費  1式  86,250円
・同上手間代      1式 121,500円
・同、補足材、釘金物  1式  3,250円


 細かく書けば書くほど、数字が細かいほど正直そうな見積書ですが、本当はその反対なのです。
 項目が多いほど、実は水増し出来るのです。足していけば項目が多いほど合計金額が上がっているのが分かると思います。


08-0229.gif


 項目分散型・目くらましテクニックにうっかりと誤魔化されないようにしましょうね。
 でも、どれが高いのか安いのか、トータルで判断しろと言われても分かりませんね。。
 それをフォローしてくれるのは、合い見積もりを取るということでしょうね。
 注:この話は、注文住宅あるいはリフォーム固有の話です。


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2008年02月28日

坪数水増しテクニック・施工床面積

 世の中には、坪単価が曖昧な基準であることを良いことに、自社の工事費(坪単価)を安く見せかけようと、『小細工』をする住宅会社があります。

 その代表格の一つは、少し耳慣れない言葉ですが、『施工床面積』という面積です。

 普通の延べ床面積ではなく、その面積計算に含まれない、ポーチや吹き抜け、あるいはバルコニーなどを一定の割合で延べ床面積に加算したものをいい、もともとは、マンションなど大規模な民間工事の受注競争のなかで、少しでも坪単価を安く見せかける企画提案上のテクニックとしてゼネコンなどが使い出して広まった手法です。(実際には、特命受注を得ようと企画提案をする段階で使われています)

 つまり、ついつい発注者は坪単価を気にするから、それなら坪数を水増ししてしまえ。と考えたのが発端でしょう。

 この方法を使うと、たとえば、延べ床面積30坪の建物でも、吹き抜け2坪、バルコニー6坪があるとすると、ある会社では面積を半分にして延べ床面積に含め、それを施工床面積34坪と勝手に称しています

 そうすると、たとえば2000万円の建物価格も、普通の延べ床面積30坪で割れば66.6万円/坪ですが、施工床面積34坪で割れば58.8万円に下がります。

 そして、こういう『勝手で、姑息な』手段を見積に記載する会社は、例外なく、坪単価58.8万円になります・・・と安さをアピールしているのです。

 でも、広告を見れば分かりますが、建売住宅や建築条件付きなどの物件で、『施工床面積』なんて表示はどこにもありません。
 あくまでも普通の延べ床面積を表示しています。

 そこから、誰もが建物価格を延べ床面積で割って、「このぐらいの坪単価なんだな〜」という目安にしているはずです。

 また、公的な資料や統計でも、施工床面積なんて面積はどこにもなく、普通の延べ床面積で計算しています。

    08-0228.gif

 安く見せかけるためにはどんな方法・テクニックでも使う・・・というよりも、本来大規模建築の受注合戦でゼネコンが開発した企画提案時の「ごまかしのテクニック」を住宅の見積もり時にも使うという馬鹿らしさに騙されないようにしましょう。

 そして、そんなことまでしても坪単価を安く見せかけようとする会社は、少し−姑息でせこい−会社なのかも知れません。


 施工床面積・・なんてゼネコンや建築会社が自分勝手に、しかも勝手な計算式で使っている言葉ですからね。
 注:施工床面積という言葉が使われるのは、注文住宅だけです。
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2008年02月27日

臭いヤツが来た!!

 「臭いヤツが来た!!」といってもピント来ないと思いますが、これは、1年半前の『わたし』です。

 そして今、ある人に感じているのが、この言葉『臭いヤツが来た!!』なのです。

 はて。なんでしょうか・・・


 実はタバコです。。。。。


 私は18才の時からタバコを吸い続け、ヘビースモーカーで、多いときは一日に3箱以上(60本)を毎日吸い続けていましたが、1年本ほど前に、何気なく禁煙をして、今は禁煙生活1年半になっています。

 それで感じたこと。。。

 いやはや、禁煙をして初めて感じたことなのですが、

 タバコを吸っているヤツが来ると、『臭い。臭い。』臭いが漂います。

 現場で会うなど空気が流れているところでは感じませんが、室内では一発で、誰がタバコを吸っているヤツかがすぐに分かります。

 近づいて来ただけでおじん臭ならぬ『タバコ臭さ』がするのです。。。

 たぶん、タバコを吸わない敏感な人はみんなそうなのでしょう。

 ホントに、ホントにお恥ずかしい話ですが、タバコを吸っているときは、そんなことはまったく気づきませんでした。

 キッと私と室内で面談されたタバコを吸わなかった方は、その『タバコ臭さ』に閉口したでしょうね。
 でも、「HORIさん。たばこ臭いです」とは誰からも言われませんでしたから、皆さん、相当我慢されていたのだと思います。

 この場を借りて。。ゴメンなさい。。。


 禁煙して初めて分かるタバコの『臭さ』・・・でした。。。

        08-0227.jpg

 このブログを読んでいるヘビースモーカーの方。
 キッと女性からは、『臭いヤツ』と思われていますよ〜。。。


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2008年02月26日

価格の主導権はどっち?

 注文住宅と異なり、建築条件付きの場合は、ほとんどが建物の坪数と価格が最初に提示されています。
 簡単な間取りと共に30坪の建物で、建物の価格が1800万円だ、といった事が分かるために、非常に価格の目安は建てやすいですね。

 そのため、建築条件付きの建物では、仕上げ材や住設がどのような物か、といった事を確認することと、後は標準で付いていない追加工事やオプションの見積書を見るぐらいしかありません。

 床暖房を追加した。コンセントを追加した。浴室をミスト付きユニットバスに変えた・・といった変更など、追加されたり、変更された見積書を見ることになります。

■価格の主導権は相手側が持っている
 しかし、建築条件付きの建物では、建物全体の価格の目安がつけやすい、というメリットがあるものの価格の主導権は売り主が持っています。

 床暖房を追加しても、「50万円です」と言われて高いと感じても、高いと言うべき根拠などありません。
 「我が社がつくれば50万円なのです」と言われれば返す言葉がありませんね。

 結局建築条件付きの見積もりでは、追加するにせよ、変更したにせよ、各工務店から見積もりを取って安いところに決めることなど出来ず、売り主の提示した金額を飲むか飲まないか・・という選択ししか無いのです。(気持ちだけの値引きはあるでしょうが・・)

 そういう点では、良心的な会社では追加変更工事の見積も良心的な価格でしょうが、少し商売っ毛が先走る会社では、追加工事の見積もりは高い物になるでしょうね。


■限定された仕様を活かせ
 また、注文住宅と異なり、ある工法、ある仕様に限定していることと、同業の競争相手がいるために、比較的低価格で建物本体を提供しています。
 そのために、注文住宅のように、あれもしたい、これも入れたい・・といった形で数百万円も追加をするような事をすると、結果として非常に割高な建物になってしまう場合が多いです。

 そのため、相手が提示している範囲で選択すると安く押さえられ、それ以外に相手がほとんど取り扱ったことのない材料や仕様、工法を指定すると、びっくりするほど高くなる場合があります。

 そういう意味では、結局、追加や変更を余りしない方が、価格という点では賢明な買い物になる場合が多いのが建築条件付きの建物です。

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2008年02月25日

値引き幅は、何が基準?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■Aの返事
68万円を値引きさせてもらって、2,400万円でのご契約はいかがでしょうか。
■Bの返事
120万円値引きさせてもらって、2,348万円でいかがでしょうか。
■Cの返事
決算なので、1割ほどの240万円値引きさせてもらって、2,220万円でのご契約でいかがでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 先週、上の3つの値引きの設定を書きましたが、後から読んでも見ると、設定自体が悪く少し誤解を与えたようです。

 もし、この値引きがたった1社から提示されていたなら、最後の10%もの値引きをしたCの返事が一番良さそうですね。

 でも、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■Dの値引き
2,468万円を、60万円値引きさせてもらって、2,408万円でのご契約はいかがでしょうか。
■E値引き
2,568円を、160万円値引きさせてもらって、2,408万円でいかがでしょうか。
■Fの値引き
決算なので、2,668万円の見積もりを1割ほどの260万円値引きさせてもらって、2,408万円でのご契約でいかがでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
という返事ならどうなのでしょうか。

 実は、合い見積もりをとると多くはこのような値引き割合になる場合があります。
 一社は、見積価格も低いが値引率も低い。ある会社は、見積もりは高かったが、値引率は一番大きい。
 決算値引きだなんだかんだで、1割程度の値引きもよくある話です。

 かといって、木で鼻を擦ったときのように、ほとんど値引きをしない会社もあります。

■値引きに率はない
 上の例からも、値引き幅に適正な値引率なんていうものはないのです。

 さらに、当初の設問を考えてみましょう。
 もし、たった一社だけに見積もりを取っていたら、Cの返事1割の値引きは『がんばってくれた』と受け取るかも知れませんが、相手にとっては、最初から1割値引きつもりで見積もりを高めに出していたのかも知れません。

■身近に振り替えれば、定価と相場のある物ばかり
 自動車の値引き、家電製品の値引き、野菜の値段すべて定価があるか、あるいは相場があるものばかりです。
 しかし、建物だけは、材料と住設の価格が分かるだけで、他には定価も相場もわかる物は何もありません。せいぜい坪単価が目安になる程度ですね。

 つまり、見積書の作り方も、見積書の中に値引き額をどう想定しておくかも、すべて建築会社、ハウスメーカーの腹づもり、駆け引きそのものなのです。

■見積書って
 少し、D.E.Fの返事を振り返ってみましょう。
 Dの返事は、良く言えば見積価格も適正に出し(過剰な利益を載せない)、そのかわり値引きも余りしない会社の典型です。

 Eの返事は、『お客様にも値引きを楽しんでもらった』と思わせる程度の値引き幅を最初から想定している会社です。
 でも、競合が無く、価格に鷹揚なお客さんであれば、ほとんど値引きせず、Dのような雰囲気を作り出し、『ラッキー・・値引きしなくて利益率が上がった』と思っているかも知れません。

 Fの返事は、明らかに最初から1割程度の値引きをするつもり、つまり、『あなたのために大サービスしちゃいました』という事をアピールするつもりの見積書ですね。

     08-0225.gif



 明日は、建築条件付きの見積書を考えてみましょう。

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2008年02月22日

値引きはどこまで?

08-0222.jpg 少し間が飛んでしまいましたが、見積もりをお話を少し。

 どこまで値引きをしてもらえるのか・・というテーマは、注文住宅では最大の関心事の一つですね。
 あるいは、あまり大きな値引きをしてもらっても、「手抜き工事」をされたら、という心配をされる方もいますね。

 さて。

 注文住宅で、してもらった見積書には、合計金額2,468万円となっていました。

 そして、値交渉の結果、相手(ハウスメーカー、建築会社など)が提示してきた値引き額は、


■Aの返事
68万円を値引きさせてもらって、2,400万円でのご契約はいかがでしょうか。

■Bの返事
120万円値引きさせてもらって、2,348万円でいかがでしょうか。

■Cの返事
決算なので、1割ほどの240万円値引きさせてもらって、2,220万円でのご契約でいかがでしょうか。

 さて、どの値引き額が一番いいのでしょうか??
 ここにも各社各様の駆け引きが隠されています。続きは来週。。。

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2008年02月21日

雨漏りは知らないうちに忍び寄る

 昨日は、2日続けての泊出張でブログをお休みしてしまいましたが、そんな日に取った写真です。

 写真中央はサイディングのシーリングが切れている部分。写真右は、同じくシーリングが劣化してよれよれになっている部分。
そして、写真が左が、サイディングからの漏水で柱が腐りかかった様子。

08-0221.jpg

 もっとも、それぞれ別々の建物ですが、知らず知らずに建物をむしばむ漏水事故の怖〜い実態です。

 シーリングの劣化などは、下に防水シートが張ってあるから大丈夫と建築家も建築会社も思いがちですが、大きな間違い。

 サイディングのシーリング劣化。防水シートの施工ミスが重なって起こると、あっという間に、しかも知らない内に建物内に水が入り、柱を腐らせます。

 知らぬは住む人ばかりなり・・・・・

 詳しい原因などは、日を改めてご紹介しましょう。

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2008年02月19日

うるさく見積もりを取れ(建築条件付き)

昨日は注文建築だったので、「合い見積もり=お見合い期間」だと言ったのですが、実は建築条件付きで建物を契約するときも全く同じようなものなのです。

 建築条件付きの場合は、ほとんど例外なく、すでに仕様や価格が明らかになっています。

 まぁ、仕様も間取りも十分に確認せずに、言われるままに「わぁ〜い。お家が出来るぞ〜」と判子を押してしまう人もいますが、そういう不用心な人は、その人の「天運」に任せればいい話ですね。

 普通は、床暖房を追加するとか、バルコニーを増やすと言った追加的な仕様がなければ、間取りを考えるだけなのですが、その時でも、十分な時間をかけて相手を見定める。

 そして、仕様の追加や変更を考えているなら、わざといろいろなオプションの見積もりを取ってみるのが、相手を見定める良い方法でしょう。

■うるさい、細かな見積依頼ほど、相手の能力、姿勢が分かる
08-0219.jpg 多くの会社や営業マンは、注文住宅じゃないんだからと、煩わしい見積もりよりも、さっさと契約して欲しいのが本音ですが、たとえばサイディングを12mmから16mmに変更したときにどの程度の差額になるのか。
 やるかやらないかは分からないが、床暖房をすればどの程度になるのか。
 あるいは電気式と温水式と両方の見積もりをやってよ〜。なんてややこしい話をすればするほど、あなたの担当の営業マンや販売会社の能力や姿勢を垣間見ることが出来ますよ。

 注文住宅と異なり、「建築条件付き」では相手を選ぶことが出来ません。あなたが相手を選ぶか、選ばないかの二者択一しかありません。

 「この場所に首っ引き〜・・」と「立地に一目惚れ」して決めてしまっている方も非常に多いですが、少し冷静になって相手を見定めるのも必要ですよ。

 そして、不思議なことに、あれだけ「一目惚れ」して決めていたはずの会社(立地)も、いろいろ間取りや見積もりを提示してもらううちに「不安な対応」が目立ちはじめ、意を決して契約をやめても、なぜか、すんなりと次の物件が見つかる方も多いのです。

 そう。

 「一目惚れ」って、「熱」なんですね。
 冷めれば、「あばただらけの顔」に気がつくものなんです。

 でも、「熱」にうなされている間は、何も見えなくなってしまっている方も多いですから・・


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2008年02月18日

合い見積もり=お見合い期間(注文住宅)

 今週はしばらくの間、「見積もり」というものを考えてみたいと思います。

 最初は注文住宅での「合い見積もり」という方法ですが、どんな工務店でも選べる注文住宅では、「合い見積もり」という方法が取られる場合が多いですね。

 2〜3社以上の工務店やハウスメーカーなどに声をかけて、間取りを考えてもらい、一緒に見積書を提出してもらう。という作業です。

 このメリット、デメリットはいろいろ考えられますが、デメリットの一つは、各社にいちいち説明をしないとダメだし、手間がかかる。

 もう一つのデメリットは、断るときに、多くの会社に声をかければかけるほど、どういう時期にどういう話で「お断り」をしないといけない。と言うことですね。

 メリットは、もちろん、数社の中から、気に入った会社を選べる。と言うことです。

■合い見積もりは、お見合いと同じ
08-0218.jpg でも、合い見積もりの最大のメリットは、気に入った工務店やハウスメーカーを選ぶまでの過程にあるのです。

 そして、意外なことに、数社から見積もりを取ったとしても、必ずしも「安い会社」に決めるとは限っていない、と言うことなのです。

 安い会社を見極める、という目的もあるのですが、それだけでもないんですね。


 営業マンとの相性、会社の雰囲気、自社商品(建物の仕様など)への説明、見積書の説明、間取り提案の能力、質問への受け答え等々、実は建物を建てると言うことは、すべての総合力なのです。

 その総合力を見定める手段として「合い見積もりを取る」と言うことは、いわば結婚しようかどうかを決めるまでの「お見合い期間」に相当するのです。

 もちろん、バンフレットだけ、あるいは広告だけでイメージを膨らませて、「やっばりこの会社よねぇ〜」と意中の会社がある・・・言い換えれば「一目惚れ」して会社や工法を決めてしまっている方もいますが、でも、じっくりと膝を交えて行う「合い見積もり」の過程こそ、良縁が結ばれやすいのではないかと思っています。

 煩わしく、お断りもしなければならない作業ですが、良縁は勝手にあなたの近くに来てくれませんしね>

 良縁探しに、「合い見積もり」にいそしみましょう!!


 明日は、「建築条件付き」の場合。。。

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2008年02月15日

マンションの結露と吸気口

 寒くなると今住んでいるマンションの結露に悩んでいる人が多いでしょうね。
 「住まいの水先案内人」のサイトでも、「結露」かの検索から入って来られる方が結構多いです。
 そして、そういう方の多くは、戸建て住宅でも、「内部結露」などを心配されるようです。

 結露は、人間の呼吸、炊飯調理、ガス、石油ストーブなどから発生する水蒸気を室内の空気が含み、空気中に漂っています。
 いわば湿った空気です。
 その空気が窓ガラスやアルミサッシなどの冷たい面に触れることで結露が起こります


    08-0215.jpg

 最近のマンションはどうでしょうか。

■平成16年以降に建てたマンション
 この時代には、マンションにも24時間換気が義務づけられました。
 ペアガラスも入れているマンションもありますから、この時代のマンションで、「窓」に結露がするのは、24時間換気の不備か、換気装置を止めている場合が多いです。
 結露の発生が少ないマンションです。


■平成時代に建てた24時間換気付きマンション
 平成16年に法律で24時間換気が義務づけられる前から、マンションの「結露問題」は、マンション業界で問題視されていましたから、優良なマンションメーカーは法律に先駆けて24時間換気を導入していました。
 その様なマンションも、「結露」の頻度は少ないでしょうね。

でも、

でも、

多い事故例・・・


■吸気口を塞いだマンション
 このような24時間換気付きマンションで住んでいる方でも、24時間換気の電源を切っていたり、吸気口を塞いでいるような場合は、「結露」は必ず発生することになります。

 このようなマンションで特定の住戸だけ結露が発生し、「結露がひどいんです」と言っている方の多くは、

 『換気はしています。。』と異口同音に答えられます。

 しかし、「吸気口」を塞いでいる場合が多いんです。

 理由は「寒いんですもん」

 これではファンが回り、ブンブンと威勢の良い音がしているだけで、吸気口が無ければ実際には換気されていないのです。

 この勘違いが非常に多いですね。

 どこかに吸気口を意識して開けなければ、換気扇は廻っていても換気はしていない。・・・のです。


 ■古いマンションの「結露」のお話しは次回以降に・・・

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2008年02月14日

暖房コスト

寒い日が続いていますが、寒さ対策は万全ですか??

 恥ずかしながら、歳を取るとこういう寒いときは「手の付け根から、足首まで」の下着が一番です。(おじんくさい・・)のですが、離せませんし、最近では、男性用の下着もオシャレなものが出ています。

 燃料費高騰の対策で、昼のバラエティ番組では、厚着が奨励されていましたが、暖かな下地を着ることも安くて手軽な暖房対策ですね。


  さて、暖房コストは何が一番安いのか?

08-0214.jpg 灯油が値上がりして、もう、灯油の時代ではないのかなぁ。と思っている方も多いかも知れませんね。かといって電気代もガス料金も値上げ予定です。

 今、灯油、ガス、電気を発熱1kw換算にするには、物価上昇を加味すれば、概ね次のような目安になるのではないでしょうか。


・灯油   10円
・ガス   14円
・電気   25円

 灯油とほぼ同じ値段のものが、電気の深夜料金なんですね。電力会社によって多少とがいますが、概ね8円前後ではないでしょうか。
 もっとも、上のコストは、機器効率を考慮していない単純な熱源コストです。

 このため、エアコンなどは、省エネ技術のおかげで実質的には、15円程度とも言われています。

 つまり、暖房をするなら、灯油系・深夜電力利用の熱源→ガス暖房・エアコン→直接的な電熱器系と言うことになるようです。

 深夜電力の代表格がエコキュートの深夜電力利用、暖房系では蓄熱暖房機。

 もっともコストがかかるのがハロゲンヒーターなどの直接的な電熱系です。800Wのヒーターなら、1時間20円、20日つければ4000円と単純計算出来るばかばかしさがあります。
 だから、本当の局所、一時的な利用でないと電気代の無駄遣いです。

 でも、床暖房のように電気系、温水系等々になってくると各社各様の比較をしているので、何が正しいのか、本当の所はよく分かりません。

 ・・と、今日は全く結論のでない話ですが、それだけ『絶対』というものが無いのでしょうね。

 私も何が良いとは言えませんが、住まいを考えている方は、この寒い時にこそ真剣に暖房について考えることが出来ますよ。夏になったら、寒さのことなんか吹っ飛んでしまいますから・・ね。。

 ちなみに、道具が使えない犬たちは、太陽の日差しが窓から入ってくるとストーブの暖かさよりも太陽の暖かさを好み、その恩恵を最大限に使う術を心得ているようです。(今日の11時の彼ら)
08-0214-2.jpg

 
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2008年02月13日

わざとKYする犬

 人間の世界にも『KYな人』がいるように、犬の世界でも『KYな犬』がいるようです。

08-0213.jpg 写真は、キッチンで調理中に、「料理に首っ引き」の犬たちです。少しだけだとかわいげがあるのですが、度が過ぎると「邪魔だ・・どけ!!」ときつ〜いおしかりの言葉が飛んできます。

 もともと犬族は、人の感情を読みとるのがうまいはずなのですが、「美味しいもの」の臭いや音がすると、もうそれどころではないようです。

「ねぇ、ねぇ、何つくってるの。私にも頂戴」


 「邪魔だ・・どけ!!」という言葉などものともせず、キッチンにぶら下がる犬たちでした。

 それとも、わざとKYしてるの??? きみたち!!


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2008年02月08日

いらない窓は、つぶしてしまえ。

 いらない窓は、つぶしてしまえ。といささか大胆な話ですが、これは我が家で実際に行っている方法です。

 写真の窓は、西面にも換気と採光を兼ねて多少の窓は必要かな・・と上げ下げ窓を設けていたのですが、予想外の西日の強さで窓を活用するどころではありませんでした。

 一時、すだれを2重にして窓の外側に設けていたのですが、西日の強さはそれを上回っています。

 『暑〜い・・・・』

 そうこうして西日対策をしているうちに、使わない窓なら、いっそのことつぶしてしまえと、写真のようになった次第です。

 このおかげで、窓越しの西日の暑さを全く感じません。

 といってもどうなっているか分かりませんね。
 
 写真左は普通のカーテンが吊してありますから、窓のようですね。

 でも、カーテンを取ると、ホームセンターで売っている安いグラスウールを全面に入れています。
 それが真ん中の写真です。

 そして、右は事務所の窓ですが、ここはもっと大胆に発泡スチロールの断熱材をそのまま当てています。


08-0208.jpg

 プラン上でいくら練っても、予想外のことや不要な開かずの窓があるなら、このように断熱材を入れておくと断熱効果も上がります。

 どうしても使わない窓や不要な窓から冷気や日差しが入ると冷暖房の無駄ですから、いざとなればやってみるのも一考です。。

 我が家は無精なので年中このままですが、マメな人なら、日差しのきつい夏場だけ、このようにするのも一つの方法かも知れませんね。




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2008年02月07日

使えるものは、シャッターでも使え。

 立っている者は親でも使え・・・なんて言っていた時代もありましたね。今の人にとっては死語なんでしょうか??

 でも省エネ=光熱費の削減では、徹底的に今そこにあるものを利用しましょう。

 シャッターや雨戸もその一つですが、すでに、今の住まいに付いている、あるいは、これからプランをかんがえよう。。と思っている方は、シヤッター、雨戸も省エネに一役買う道具になりますよ。

08-0207.jpg 我が家の実験でも、冬にシャッターを下げておくか、下げないかで、夜間の室温の低下が、概ね2℃から3℃程度違っています。つまり、朝、室温が12℃になっていたか、14℃だったか、といった違いですね。

 そのため、夜暖房をかけているときでも、さっさとシャッターや雨戸を下ろして暖房した方が、より少ないエネルギーで暖かくなるのです。

 でも、電動でない限りは、シャッターを下ろしたり、雨戸を閉めるのは一手間、二手間もかかり、ついついおっくうになりがちなのですが、無駄な費用を節約するためには必須のアイテムですね。

 昨日ご紹介した「マメな犬たち」を見習いましょう。
 節約と省エネは、チョットしてマメさも必要ですよ。

 シャッター、雨戸は、暖房時の室温低下を防ぐ断熱効果があり、かつ、就寝後の室温低下も少なくできます。

 そして朝、シャッターを上げて浴びる太陽のすがすがしさを感じましょう。。

 でも人間は便利になるとマメさを失うようです。
 防犯にも、台風にも、断熱にも効果のあるシャッターや雨戸をもう一度見直しましょうね。

 注:防犯でのシャッター・雨戸は単体の効果ではなく防犯ガラスなど、その他の対策と合わせた対策が必要です。また、明らかに不在と分かる使い方もよくありません。



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2008年02月06日

マメな犬たち

 我が家の犬は、いたってマメである。

 朝一番は、ストーブの前に陣取り、散歩と食事が終わるとまどろみタイムになる。
 まだ朝なので部屋は暖かくないのだが、太陽が射していなければ、その太陽に必死になってかぶりつく。

 太陽が射していなければカーペットの上、ソファーの上、クッションの上・・とその時のもっとも居心地の良い暖かい場所を求める天才である。

 太陽が移動すれば、いつの間にか日時計のように、いつも太陽の射している所にいる。

 人間のように道具を使ったり出来ない分だけ、いつもマメに居所の良い場所を求めて動き、しばしのうたた寝を楽しむ。

 犬たちはマメに自分から求めなければ、快適さは付いてこないのだ。


 少なくとも、暖房よりも太陽の暖かさを好むのは我が家の2匹の共通項である。

 きっとLow−Eガラスなどは、犬たちのささやかな楽しみを奪う道具に違いない。

 下の写真は、わずかな太陽を求めてうたた寝をしている我が家のシバ犬である。

 Low−Eガラスにするとこの暖かさは、薄れるんだよなぁ〜。と思いながら、我が家はLow-Eガラスではないので、今年の夏、遮熱フィルムをガラスに張るかどうかを悩んでいる。。。。。

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posted by WM.Hori at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) |  ┣省エネを考える

2008年02月05日

湿度をチェックしておこう

 昔からの代表的な暖房器具に石油ストーブ、ガスストーブ、エアコンが上げられますね。
 それ以外に最近では、床暖房、オイルヒーター、蓄熱暖房機などが加わっていますが、これらは大きく分けて水蒸気の発生する石油・ガスストーブ系と、水蒸気の発生しないエアコン、床暖房、蓄熱床暖房系に分けられます。

■体感温度は、湿度に関係する
 そして、体感温度は、湿度も大きな関係があることを知っておく必要があります。

 目に見えない湿度ですが、同じ温度でも湿度が高いほど体感的には暖かく感じます。その代表例が梅雨時の「蒸し暑さ」ですし、サウナ風呂はそれを応用したものです。

■エアコン系は要注意
08-0205.jpg 石油やガスストーブは、暖房をしていても、燃焼時に水蒸気を放出しているために、あまり室内の湿度は変わりません。

 しかし、エアコン、床暖房、蓄熱暖房機などは、暖房をかけて室温が上がっていけば、水蒸気を放出していないために、必然的に部屋の湿度は下がります。

 一般的には、エアコンをかける前とかけた後では10〜15%前後も湿度が低下していきます。

 そのため、石油・ガス系とエアコンを比較すれば、同じ室温でも、前者の方が暖かく感じることが多いです。それは、同じ室温でも、湿度が低下しないためにそう感じています。

■過乾燥も事故の元
 住宅事件簿で、「夜昼の別なく、ビシッ、バシッといった木が裂ける音がする。構造的に問題がないか心配だから調査して欲しい」というご相談を頂きました。
  私も実際のお住まいにおじゃましましたが、あまり暖かく感じず、少し乾燥している感じを受け、後日室内の湿度を測ってもらうと、40%程度で推移しているという話です。
 エアコンだけで暖房をしているお住まいでした。


■湿度は60%前後を目指せ
 やはり、いくらクリーンだ。といっても、湿度40%は、体にも良くありません。

 同じ温度なら、湿度が高い方がより暖かく感じます。そのため湿度40%では、いくら部屋を暖めても暖かく感じないのです。

 それほど、体感温度と、湿度は大きな関係があり、エアコンの場合は、ともすれば過乾燥気味になりがちですが、それは結果として、光熱費の無駄遣いをしているに過ぎないのです。

 エアコン、床暖房、蓄熱暖房機など水蒸気の発生しない暖房器具を使っている場合は、1000円程度のもので十分ですから、温・湿度計を取付、過乾燥にならないように気を使った方が結果として省エネ=光熱費の削減=健康にも良い、ということになりますよ。

 湿度は、60%を目指せ!
 湿度が40%や45%で暖房をしているなら、大きな無駄を垂れ流しる可能性が高いですよ。。



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2008年02月04日

リビング階段はトンネルと同じ

 先週、「空気を遮断するロールスクリーン」にコメントをいただきました。
 リビング階段に、ロールスクリーンではなく、シェードカーテンを使っていますというものでしたが、最近、リビング階段を採用される住まいが増えています。

 必ずリビングを通るようになるということで、子供とのコミュニケーションなどでは良いのですが、いわゆる高断熱・高気密、次世代省エネルギー仕様の高い断熱性能が無いと、この階段部分は、夏冬ともにトンネルのような効果をもたらし、図のようにせっかくリビングで暖められた暖気が、どんどん上に上がっていきます。

 暖かい空気は上に上がるという自然に摂理ですが、廊下を一生懸命暖めても仕方ありません。


 そういうときは、この方のコメントのように、カーテンなどで仕切るのも暖気を上に逃がさない良い方法です。
 (暖かい部屋の上の暖気が上るのを防ぐ目的ですから、足下が空いていても問題ありません)

 もう一つは、階段の前にドアを付ける方法ですが、寒さ対策で最初から、引き戸を設けられた方もいましたよ。

 本当は踊り場を設けて、ドア(引き戸)が作れるようにしておくと「冷暖房対策=光熱費を少なく」は完璧なのですが。。。。

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2008年02月01日

体感温度は、床・壁の表面温度を考えよう

 寒いと感じる。暑いと感じるときに、誰も温度計を見たり、ニュースの「日中の温度は○℃といったものを目安に考えます。

 でも、実際の体感温度は、気温だけに作用されているのではありません。その廻りの床や壁から発する『輻射熱』というものの影響も半分程度受けているのです。輻射熱とは材料から発する温度のことです。

 そのために、体感温度=(気温+壁や床の表面温度)/2とも言われています。

 夏の夕方、閉め切った部屋の壁に手を当てれば、暖かくなっていますが、この壁の温度も体感温度の上昇に大きなプラスとなって働いています。

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(人は、視覚からも寒さを感じますよ。)

■夏向き材料、冬向き材料
 そういう風に考えると、使う材料で夏向きの材料、冬向きの材料と大きく別れます。

 タイルや石は、なかなか材料の表面温度が上がらず、夏向きの材料です。カーペットや塗装されていない木材は、なかなか冷たくならず、冬向きの材料です。


 どんな材料が夏向き、冬向きなのかは、今手近に身近にある材料や道具をさわれば、すぐに分かります。
 木材も塗装されているか、いないかで表面温度は大きく変わります。身近に2種類の木材があればさわると違いが分かりますよ。

 そして、輻射熱の典型例が床暖房です。床暖房は床暖房をしているから暖かいのではなく、その上のフローリングという床材料が暖まり、その材料(フローリング)から熱が放出されているから暖かくなるのです。

 そのため、このような材料を利用したタイプの輻射熱は、熱源を切ればすぐに無くなるのではなく、その材料が冷めていくまでの一定の時間は、熱を放出して続けています。

 そのことが人に穏やかな暖房と感じる原因の一つですね。

 その逆が夏の暖められた壁ですね。少々エアコンを回したところで壁の温度はなかなか冷えず、エアコンのフル回転が続きます。

■体質の違いと適した床・壁の材料・器具
 この材料の表面温度で体感温度が違う・・ということを応用すると次のようになります。

 暑がりの人は、材料の表面温度が温かくならないような材料に囲まれた部屋がよい。要は回りも冷たい材料です。
 たとえば、タイルや塗装された木材、シックイ、ツルッとした建材。ツルッとしたビニールクロス。

 寒がりの人は、材料の表面温度が温かくなるようなものがよい。ということになります。回りも暖かくなる材料です。
 カーペットや塗装されていない木材、布調のクロス等が適しているでしょう。

 この例は、夏のスリッパはヒヤッと感じるようなものが好まれ、冬はその逆なのと同じです。スリッパも使われている材料の表面温度の感じ方なのです。

 そして、暖房機器では、後者の人は、ゆっとりとしかも長く効果が持続する輻射熱が利用出来る床暖房などがお勧めですし、前者の人は即暖性の高い、すぐに入り切りが出来る器具が良いでしょうね。

 これから、住まいを計画しようと考えている人は、床や壁の表面温度の違いまで思いを巡らせると良いかも知れませんよ。

 すでに住まいが完成してしまった人。
 なかなか難しいですが、寒がりさんなら、まずはカーテンを厚いものにかえることが先決でしょうね。厚いほど外気の侵入を防ぐことが出来、暖房をすることでカーテン生地も暖まりまれば、輻射熱の効果も少しだけ期待出来ます。

 あるいはレースのカーテンなんか取っ払って、厚地のカーテンを二重吊りにしたって良いのですから。。。(既成概念を振り払え)

08-0201.gif 今日のお話しは、チョット分かりづらい話ですが、業界紙にこんなに実験が乗っていました。
 被験者を室温20℃ある部屋のコンクリートの壁の近くと、その壁から離した実験では、コンクリートの壁の近くにいるほど、寒さを早く感じてくる。しかも、体温は、コンクリートの側と反対側では、コンクリート側の体温が下がっていた、という実験結果でした。
 体感温度や体温は、近くの材料温度に影響されるという典型例です。


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