2012年05月17日

選ばれる努力。選ぶ能力。


昨日は東京方面への出張でブログをお休みしました。
その新幹線の道中で、読みかけの本を開き、読みかけの最初の1行目を呼んだとたんに、目が点になってしまいました。

そこにはこう書かれていました。
『資本制企業が生み出されるための基礎条件は、マルクスのいう、「一方には自分の所有する価値観を他人の労働力の購入によって増殖さねばならぬ貨幣・生産手段および生活手段の所有者、他方には自分の労働力したがって労働の販売者たる自由な労働者・という二つの非常に異なる種類の商品所有者・・・・」』

う〜ん。これだけ読むととても難しそうですね。
資本主義社会がまだまだ未成熟なマルクスの時代の言葉ですから、なおさらです。
でも下のように分解してみましょう。
12-0517.gif


前者は自分の価値観にあったものを他人から購入する。
後者は自分の能力を他人に認めてもらい、生活の糧を得る


こう考えればわかりやすいのですが、
では、私たちは今までどのような生活をしてきたのでしょうか。

実は、
・良い労働者として雇ってもらえるように学校に行く
・会社の中で認めてもらい、良い給与が得られるように自己啓発する
・上司に認めてもらうようにがんばる。
・そして、会社の主要なポストに就きたい

特に高校・大學はこのためにありました。
つまり、私たちが学校から社会人になっても、ずっと磨いてきたのは、
実は、自分を選んだもらうための努力だったのです。


私がこのテーマを取り上げた際に最初に何気なく書いた、「誰でも、無意識に自分の長所だけを武器に、世の中と闘っている」・・という言葉がリンクしてきました。

そして、サラリーマンは会社という傘(シェルター)がありますから、まだ、自分を選んでもらう努力というのは会社の中だけにたいしてなのですが、自営業の方は、
・自分の店を選んで来て欲しい
・自分の腕を認めて通って欲しい
自分を選んでもらうための努力を、サラリーマンの人たちよりももっと行っている人たちなのです。

さて、次に、わたしたちは、マルクスのいうもう一方の「選ぶ能力」は研ぎ澄まされてきたのでしょうか・・・。

欠陥住宅問題の本質は、ここにありそうです。
なぜ、世渡り上手で、サラリーマンよりは荒波を渡ってきた人たちがどうして変な業者に引っ掛かってしまうのか。
どうして、いつの時代も住宅会社とのトラブルが絶えないのか。
注意していれば、変な業者には引っ掛からないはずなのに・・。
という素朴な疑問の、本質的な答えがこのマルクスの言葉に集約していそうなのです。

時間があれば、下のことを少し考えてみてください。
1)私は、自分が他者に選ばれる努力をしてきたのだろうか
2)私は、自分が他者を選ぶ能力を磨いてきたのだろうか
3)リスクを感じるその機会は、今までにどの程度あったのだろうか

生まれてから今までの生活を客観的に振り返れば、なにか答えが見いだせるのだろうと思います。

続きます。

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2012年05月15日

おまえはそれでも工事屋か・・という業者


さすがに昔の建物です。断熱材が入っていないために、いくら鉄筋コンクリートでも、夏暑く、冬寒いです。
そのため、この方は全面リフォームの要望の中に、「断熱材を入れて欲しい」というのを入れました。
そして、いろいろ打合せを経た後で契約され、リフォームに取りかかったのですが、確かに断熱材は入っているのですが、入っているのは、下の図のように間仕切り壁の中だけなのです。下地も全て解体し、外壁のコンクリートが見えるまで解体したのですが、なぜか、外壁側に断熱材が貼られていませんでした。(注:下の図の間取りはイメージです。この方の間取りではありません

その方も工事中おかしいと思いつつ、まさかなぁ〜。建築業者だしなぁ〜。と思い現場監督に尋ねると、なんだかよくわからない返事を返されました。「しかし、工事屋だし、これでいいのかなぁ」と腑に落ちないと思いつつ、そのまま自分の仕事に追われて、改めて現場を見ないまま完成を迎えます。
もちろん、そんな断熱材を外壁に貼ることを知らない変な業者ですから、あちこちに不具合が発生し、『直してもらったら支払います・・』といって残金を支払わずにいたら、つい最近、相手から「代金請求訴訟」が起こされました。

他の問題はさておき、暑さ、寒さのために断熱材を貼らなければならないのは間仕切り壁ではなく、外壁であることは、わかりそうなものなのですが、この業者は間仕切り壁に一生懸命断熱材を入れて、肝心な外壁には全く断熱材を入れていませんでした。

その業者。住宅会社というよりもリフォーム専門で、あとで調べたところによると、せいぜい部分的なキッチンの交換など限定的なリフォームしかした経験が無く、全てを取っ払って全面リフォームという経験は無かったそうです。たぶん、木造住宅のリフォームの経験はあっても、マンションなど鉄筋コンクリート造のリフォームは初めてだったのかもしれません。

12-0515.jpgでも後の祭りです。
あらためて、断熱の効かない家で、暑い夏、寒い冬を過ごす羽目になってしまいました。

きれいなホームページ。耳障りのいいセールストーク。
でも蓋を開けると断熱材のことも知らない業者だった。
世の中、何を信用すれば良いんでしょうかねぇ。
太陽光発電の雨漏り事故もあとを絶たないようです。

余談ですが、ろくでもない業者の方が「代金請求訴訟」を起こす率は多いです。
そして、裁判を起こして、敗れるのですが、どうも自分はなにも悪い工事はしていないと、本気で思っているようなのです。この会社もどうもその類のようです。
反対に真っ当な業者は自分のしでかした不始末を知っていますから、それを直そうとしますし、裁判で争ったら不利なのがわかりますから、あまり裁判沙汰にならないのでしょう。
私の関わった裁判の20件中3件がそういう状態、そういう相手なので、特にそう感じます。

改めていいますが、世の中の業者は本当にピンキリですよ・・。
特に企業規模が小さくなるほど、真っ当な業者とダメ業者がわかりにくく、同時にその差も激しいです。ご用心・・。ご用心・・。




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2012年05月14日

いいお客さんに恵まれて・・


自営業と言っても、全ての人がいわゆる事業をしているのでありません。
魚屋さんや、花屋、自転車屋といったいわゆる「もの」を売る商売をしている人も自営業者としていますが、今日の話は、自分の「腕」を頼りに商売をしてきた人です。

「手に職を・・」という言葉も死語となりましたが、高度成長期までは使われていたと思います。いわば「職人」といった方が良いかもしれませんが、大工やとび職のような職人ではなく、広く普通の人たちが直接利用する、マッサージ師、整骨院、理容・美容といったいみの「腕」を使った「職人」だった人の話です。洋食屋といった街角にある小さな料理店もコックという「腕(味)」を頼りとする意味ではそうでしょう。

若いときに東北から東京に出てきて、右も左もわからないままに、親戚の人たちの助けを借り、真面目に仕事に打ち込み、お客さんを信頼を得て、通ってくれるお客さんも増え、弟子も抱えるようになりました。

12-0514.jpg繁盛して、自分の店と自宅と寮が併用した鉄筋コンクリート造の建物を建てるときには、親戚の人たちの助言を得て、力も借りて、何も問題なく建てました。
そして、還暦を迎え、仕事ばかりの生活にも少し終止符を打とう。そろそろリタイアしたいと、昔、寮だったところを最後の住み家とすべく、今まで、ああしたかった。こんな家に住みたかったという思い入れを抱えて全面リフォームすることにしました。

でも失敗しちゃいました・・・。


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2012年05月11日

紹介の怖さ


昨日の方は、どうしてヘタな仕事しか出来ない「へぼ業者」と契約したのでしょうか。
それは、ある人の紹介だったからだそうです。
たぶん、
「店を建てたいよぉ〜」という話から、
「それなら良い業者を知っているよ。こんど紹介して上げるよ」という話になったのでしょう。よくある話です。

そして、その紹介された業者に、ある高級ホテルのコーナーを見せ、「こんな風な仕上げで行きたいんだ」と説明されたと言います。

さて、その後、設計者と施工者はその方の意に沿うように図面を書き、工事を進めました。

しかし、そこは悲しいことに、
たとえば悪いですが、
いつも大衆食堂の料理しか作っていないコックにすれば、そもそも薄味で隠し味をふんだんに使った、しかも食材を厳選した、下ごしらえにも時間をかけた、そして一流の調味料を使った・・という形容詞がつくほどのデリケートな料理など臨むべくもありませんねぇ〜。

この方にすれば、1コース45,000円の高級料理を頼んだつもりが、出てきたのは、大衆食堂の濃い味付けと何ら変わらない料理です。
「いい加減にしろよ!!」と、この道に詳しい別のコック(元現場監督)を呼んできて、何とか様になる形にまで補修した・・というのは昨日お話ししましたね。

12-0511.jpg元凶は、「紹介」で知った業者だ、と言うことです。
実は「紹介」でのトラブルは非常多いです。
住宅でも、親戚の紹介で業者を紹介してもらったが、ひどい業者であとあと、その紹介してもらった親戚ともつきあえなくなった・・という話もあります。(私のトラブル相談でも、このケースそのまんまというのが2件あります)

紹介」を通じて商売を大きくしていくことはよくあります。むしろ、飛び込みで仕事を大きくしていくよりも、「紹介」や「ツテ」で仕事を広げていく方が多いでしょう。
この方もそうなのでしょう。
だから、仕事でお世話になった人の紹介だから、と思い、安心して依頼した。
自分はどの程度の仕上げをして欲しいかも示したつもりだ・・・。

紹介者は決して悪気は無かったはずです。
でも、ここで思うのは、私が良かったと思ったことと、人が良かった思うことは違うと言うことなのです。典型的なのは有名料理です。名物にうまいものなしとよく言われますが、料理も、「あの店の料理はうまい」という評判も、それを聞いて行ってみると「どうも自分には合わない。自分はうまいとも思えない」と言うことが起こります。
人の価値観が多様なので起こる問題ですね。

話をわかりやすくする意味で、極論的に言うと、紹介する側は、「私が建てる安普請の仕事にはちょうど良い業者だよ」という説明のなかの「安普請」が取り除かれて、「良い業者」と言うことだけが一人歩きする。
紹介を受けた側も、紹介者を信じないのは失礼だからと、そして今まで仕事でもお世話になって悪い結果は出ていない。だから「良い業者」というフレーズだけを信用する。

このミスマッチ。非常に多いのです。
住宅で典型的なのは親戚関係、知人関係の紹介によるトラブルです。
こじれれば修復不可能な関係にならざるを得ません。

この方は自分で業者を選んだのではなく、今までの取引関係を重んじて、今までの紹介者の商取引の経緯から大丈夫だと思い、「紹介」で業者を決めた。

一つの落とし穴だったんですね〜。
その方と紹介者は、当然、良い関係ではなくなりました・・ょ。
安易な紹介。それぞれがご用心・・というお話です。


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2012年05月10日

業界の尺度と、へぼ業者


今回のお話は、「宝飾の製造、卸」などを扱って成功された自営業の方の自社展示場のお話です。

宝飾関係と言ってもピンキリで、100円ショップに売っている本当に安いもの。数千円程度の手頃なものから、2.3万円のほどほどのもの。さらに一個数十万円の高額なものまで、様々ですが、この方の扱っていたものは、やや高額な方。ご自身でオリジナルの製品も製造して、卸もされていました。

そうすると、勢い高額な商品には、高級なショーケースと、高級感の溢れるお店が必要ですね。

「見てください。ひどいんですよ」
・・と言われてそんなにひどいんだろうか・・と見ると、パッと見ただけでは、普通のきれいな仕事ぶりです。

しかし、指摘されたところをよ〜く見ると、確かに壁はぷわ〜んと膨らんでいたり、塗装された白一色の天井には小さなひび割れがあり、大理石の幅木(壁の一番下にくっついている高さ数センチの代物)と壁は凸凹とひずんでいる・・。

「これでも大きな手直しを経て、やっとこの程度の状態になったんです」
「手直しの前は、もっとひどかったんです」
「だから、残金は支払っていません」
「雨漏りもありましたが、未だに直っていません」


確かに指摘された仕上げだけを見てみるとヘタな仕事もありますが、致命的な部分でもなく、お客さんに見える部分はすでに直っています。残金を拒否する理由としては難しいでしょう。

でも、この方にとっては、この程度の仕上がりでは、とても我慢がならないようなのです。
ここで、業界の尺度が問題になってきます。

12-0510.jpgこの方の職業は「宝飾関係」
宝飾って、要は宝石、アクセサリーの類ですから、全ての商品が手のひらの中で見ることが出来るサイズです。
その距離わずかに10cm。
高額商品では、触るときに手袋をはめて扱います。
しかも、高額な宝石などはルーペでチェックしますね。
ほんのちょっとしたキズや汚れも見逃していては商売に差し支えます。
高額な部類の商品を扱っているのですから、展示しているショーケース自体も写真のようなロココ調のクラシックなもの。ショーケースのキズ一つ見逃せません。

だって、高額な部類の宝飾では、目に見えないほどの小さなキズが一つあるだけでも商品価値が落ちる業界です。

そんな目で建物を見られたら、並の職人では太刀打ちできません。
しかし、この建物を施工した業者は、「ヘタな仕事ぶり」を代表するような業者だったようです。

最初の完成したときは、天井はゆがんで照明器具と天井との間にすき間が見え、換気扇は斜めに取り付け、外壁のガルバリューム鋼板は波打ち・・等々ひどかったようです。

では、

それだけ商品に心血を注ぎ、展示に心血を注いでいるのに、どうしてそんな「へぼ業者」と契約したのでしょうか。。。。

明日に続きます。

注:文中の大きな手直しとは、最初の工事完成時点では、どうしようもないほどひどい仕上がりだったそうので、その会社以外の別の「この手の仕事に精通した現場監督」を呼んできて、「ここの仕事はこういう風にすればきれいになるよ」なんて指導を仰ぎながら、もとの業者の職人たちを使って手直しをしたそうです。

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2012年05月09日

自営業も人の子さ。


自営業・・と聞くと、サラリーマンにとっては「うらやましい職業」かもしれませんね。
時間が自由になる。経費を使うのも上からとやかく言われない。給与は自分次第・・。

12-0509.jpgもちろん自営業と言ってもいろいろで、こんなうらやましい身分の人は少なく、「あぁ〜。今年も赤字だ〜」なんて嘆いたり、「あぁ〜。どうして売上が伸びないんだろう」なんていろんな事情で青息吐息の自営業の人たちもいますね。
これを読んでいる建築士の中には、「あぁぁ。今日も役所巡りか。浮いた話はないなぁ。景気わるいなぁ」とこぼしている人もいるでしょう。
しかし、今回紹介するのは、一通り、「いわば、成功した人たち」です。

また、一口に自営業と言っても、この言葉は独立してなにか商売なり、事業をしている人を差し、かといってすでに社員100人なんて企業家を自営業とも言いません。
比較的少人数で、個人であれ、法人であれ、商売・事業をしている人を差す言葉ですね。
もちろん、先ほど出た一人でやっている建築士も自営業。
こういう私も、法人であるものの自営業に変わりありません。
いわば自分又は少人数の人を使い、独立して仕事をしている人が自営業という言葉の括りでしょうか。ですから、独立に成功し、事業を大きく出来る人もいれば、赤字続きで廃業を考え、サラリーマン時代を懐かしがっている自営業の人もいます。

さて、そんななかの、その人なりに一通り成功した自営業者の方から、立て続けに相談を受けました。
「手抜き工事だ〜」
「ひどい業者に当たったよ」
「どうしたら良いんだ」

というご相談を。

そのまえに、どうして事業に成功した−あるいは独立してうまくいった人たちが、たかだか住宅を建てるという『程度のこと』に失敗する・・という疑問がわいてきます。
それなり人も使い。それなりに交渉ごともこなし・・しているのにどうして「変な業者」に引っ掛かるの・・・という疑問です。

でも、立て続けにこのような人に会うと、あることが見えてきました。

それは、「誰でも、無意識に自分の長所だけを武器に、世の中と闘っている」と言うことなのです。
もちろん、この誰でも・・というなかにサラリーマンの方も入っているのですが、自営業の方は特にそれが顕著なのです。
いささか、意味深な言葉ですが次回から詳しく説明していきます。
そして、決して、永遠に、人間同士のトラブルが無くならないのがよ〜くわかりますよ。


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2012年05月07日

改めて火災保険


昨日、茨城県つくば市や栃木県真岡市で起こった竜巻、茨城・栃木・富山で起こった落雷などの異常気象で多くの被害が出ました。
戸建て住宅な被害を見れば、基礎から上が完全になくなった住宅。
基礎の下にある砕石だけ残され、起訴後と横に傾いた住宅。

いずれも、今までの屋根が飛ばされるという程度の被害を超えた竜巻の恐ろしい被害を眼のあたりにしましたが、建築技術的には、木造の戸建て住宅でこれらの竜巻に対抗できる技術は全く施されていません。
地震や台風に備えることは、経験をつみ、規制も厳しくなり、早々大きな地震や台風でも、新しく建てた住宅であれば、それほど甚大な被害は及ぼしませんが、竜巻や洪水は全くお手上げです。

そうすると、この手のダメージを少なくするには、建築技術で対抗できないのですから、あとは火災保険に頼るしかありません。

あらためで、自分の入っている火災保険をチェックした人も多かったのではないでしょうか。

しかし、ここで問題です。
実は2010年(平成22年)1月から、保険法がかわり、各社各様のいろんな火災保険が扱えるようになりました。簡単に言えば規制緩和、自由化なのでしょう。
たとえば、ある会社では今回のような竜巻は、元から保険に入っているものや、ある会社ではチョイスできる・・といった保険もありますし、河川の氾濫による洪水=床上浸水も同様に、最初から入っている会社と、自分でチョイス(選択)出来るタイプの会社もあります。

住宅を建てれば必ず入らなければならない火災保険ですが、どんな保険も同じさ〜と考えていると大間違い。よくよく吟味して、自分の立地にあった火災保険をキチンと選別する必要がありますよ。
この会社の保険金は安いから・・なんて安さだけに目を奪われると落とし穴があるかもしれません。

12-0507.jpg火災保険で絶対に必要なのは、(火災、落雷、破裂、爆発の保証)と(風災、雹災、雪災の保証)でしょう。
この2つでも地震以外のほとんどの災害はカバーできます。
その次に高台で、絶対に洪水はないと考えられる地域以外は、(水災の保証)の考慮する必要があります。いわゆる洪水、大雨による床上浸水です。
さらに続く選択肢では、(盗難、騒じょう、水漏れ、飛来、落下、衝突、衝突や、他物の飛来)などが上げられます。このあたりは、ひとくくり、あるいは別々に選択できる保険となっています。

また、家財道具も保険にかけられます。一考しておいても良いかもしれません。

■ちなみに、今日の時点では、東京海上日動、三井住友海上、損保ジャパン、セコム、日本興亜損保、あいおいニッセイ同和損保では、どの保険タイプでも、竜巻などを保証する風災、雹災、雪災の保証は入っていますが、AIU保険、日新火災、富士火災では、一部の保険は竜巻などを保証する風災、雹災、雪災の保証は除かれています。
また、水災−床上浸水など−については、全ての会社で入っている保険商品と入っていない保険商品に分かれていますから、要注意な部分です


いずれにしても、近年、異常気象と思えるような出来事が増えています。
この2週間ほど前の気象庁の発表では、台風の大型化で、今まで考えられなかった超大型台風の接近する可能性があるとか・・・・。
自然災害の脅威から財産を守るには、「火災保険」という手段しかないようですから、契約する前によ〜く吟味しましょう。

■次回は、自営業者も引っ掛かってしまう悪質業者・欠陥住宅の話をお送りします。自営業を行い成功した。お金には不自由しない。自分たちサラリーマンよりもはるかに良い境遇のはずの人たちが、やすやすと悪質な業者に引っ掛かってしまう。事業を興し、成功した人たちにも案外落とし穴があるのです。立て続けに3人の方に相談を受けた、自営業者だからこそ引っ掛かる落とし穴のお話です。
なお、明日は東京出張のため、このブログはお休みです。


posted by WM.Hori at 09:48| Comment(0) | TrackBack(0) |  ┣いろいろミニ知識